メンターの最後の言葉


 投稿者:かくし味  投稿日:4月2日(水)01時06分19秒

有名どころのこれを。(結構引用されている)
メンターの最後の言葉ちゅーやつを。

今日、もう一人が捕まった。新聞にでている。
「コンピューター犯罪で10代の少年が逮捕」「銀行に侵入したハッカーを逮捕」
くそっ、みんな同じだ。誰もハッカーの背景を考えた事はないのだろうか。
なぜ彼がこうなったか、何が彼をそうさせたのか、誰も不思議に思わないのか。
私はハッカーだ。自分自身が世界だ。それは学生のときに始まった。... 私は普通
の学生より少し利口だった。学校で教えるくだらない事は私を退屈させた。
控えめだった。彼らはみんな同じだ。中学でも高校でも。
私は教師の話を聞いていた。私には分かっていた。
「いいえ、スミス先生、宿題を見せる事はできません。頭のなかでやったからです」
くそっ、どこかで聞いてきたのだろう。彼らは皆同じだ。

私は今日、発見した。コンピューターを見つけた。それはクールだった。
私がしたい事をやってくれた。もしコンピューターがミスをしたら、それは私がへまを
やったからだ。私を嫌っているわけではない... 私を恐れているわけでもない。
私が利口か馬鹿か考えているわけでもない。教えるのが嫌いなわけでもない。
ここの居るべきでない....ゲームをやるだけだ。みんな同じだ。

そしてそれは始まった。....世界へのドアを開け....電話線を通してまるでヘロインが
静脈を駆け巡るように、エレクトロニック・パルスが送られた。
毎日の無力感からの非難場所....この掲示板を見つけた。「これが... ここが私の場所だ... 」
私はここでみんなを知った。たとえ会った事も話したこともない人がいても、
二度と声を聞く事が出来ないかもしれない。... 私はみんなを知っている... 
みんな同じだ。....
我々は学校でステーキを望んでいる乳幼児だった。与えられた一片の肉は噛みごたえがなく、
味がなかった。我々はサディストに支配されていた。無関心に無視されていた。教えられた
いくつかの事に生徒は喜んでいた。しかし、それらは砂漠に落ちる水滴のようだった。
これが私たちの世界だ。電子、スイッチそしてボーの美しさの世界。
我々は今この世にあるサービスをただで利用する。
そして我々は犯罪者と呼ばれる。我々は探検し、犯罪者と呼ばれる。我々は知識を探求し、
犯罪者と呼ばれる。我々は肌の色、国籍、宗教に関係なく生きている。
人々は原子爆弾を作っている。戦争をしている。殺人、詐欺、そして我々を非難する。
それは皆の利益のためだと信じ込ませようとする。皆は犯罪者だ。

そう、..私は犯罪者だ。私の罪は好奇心だ。
私の罪は人々に何を言って考えたかでなく、どのように見えるかで判断されることだ。
私の罪は少し賢いことだ。だけど決して許しては貰えない。
私はハッカーだ。そしてこれが私の宣誓書だ。
この私を止める事はできるだろう。しかし、すべてを止める事はできない。我々は皆同じだ。
                            +++The Mentor+++


// みなさん、「いたずら」でやりましょう。楽しく....