18時24分12秒 【スチュワーデス】たいとおしゃる方が 13秒 いらっしゃるんですが 14秒 よろしいでしょうか? 15秒 【副操縦士】 気をつけて 16秒 【航空機関士】 じゃ 気をつけてお願いします 17秒 【副操縦士】 手早く 18秒 【航空機関士】 気をつけて下さい 【スチュワーデス】 はいありがとうございます 35〜36秒 「ドーン」というような音 37秒 [客室高度警報音 又は 離陸警報音] 38秒 【不明】 …… 39秒 【機長】 なんか爆発したぞ 42秒 【機長】 スコーク77 43秒 【副操縦士】 ギアドア 【機長】 ギアみて ギア 44秒 【航空機関士】 えっ 【機長】 ギアみてギア 【パーサー】 酸素マスクをつけてください 45秒 酸素マスクをつけてください 46秒 【機長】 エンジン? ベルトはベルトを 47秒 【副操縦士】 スコーク77 してください……してくださいボイスレコーダーの記録から見ると、この時機長や副操縦士が考えたことは、突発的にギア(車輪)が 出たのではないかということと推測される。しかしフライトレコーダーにはギアが出た記録はない。48秒 【航空機関士】 オールエンジン…… 51秒 【副操縦士】 これみてくださいよ 53秒 【航空機関士】 えっ 55秒 【航空機関士】 オールエンジン…… 57秒 【副操縦士】 ハイドロプレッシャみませんか? 59秒 【機長】 なんか爆発したよ 副操縦士が「これ見てくださいよ」「ハイドロプレッシャー(油圧)見ませんか」と言っている。 これに対し機長が「ハイドロ全部だめ」と言っており、油圧が完全に効かなくなって操縦不能に 陥っていることが判る。 複雑に大型化した航空機には、装置の操作に油圧を利用しており、油圧が完全に効かなくなるという ことは、操縦が不可能ということである。油圧のほかに飛行を制御できるものとしては、エンジン出 力の調整、電動で操作可能な車輪などの着陸装置と主翼フラップ、主翼の中のタンクにある燃料の重 量の調整があげられる。 通常では起りえない事態の中、機長達は、羽田空港に引き返す事と、安全な高度まで降下させようと していたことが判る。25分04秒 [客室高度警報音 又は 離陸警報音 以後47分28秒まで鳴り続ける] 05秒 【航空機関士】 ギア ファイブオフ 06秒 【パーサー】 ベルトは必ずしてください 14秒 【航空機関士】 はいはいラジャー 15秒 【PRA】ベルトを締めて 16秒 【機長】 ライトターン ください 17秒 【機長】 ライトターン タバコは 18秒 消してください 19秒 【副操縦士】 プレッシャ? 【航空機関士】 おっこった ただいま 20秒 緊急降下中 21秒 【機長】 Ah, TOKYO, 22秒 JAPAN AIR 23秒 123 24秒 request from 25秒 immediate 26秒 e-- 27秒 trouble 28秒 request 29秒 return 30秒 back to 31秒 HANEDA 32秒 descend 33秒 and maintain 34秒 220 over. (あー、東京。日本航空123便トラブル発生、 直ちに、えー、羽田に帰ることを要求する。 220(高度22000フィート)へ降下し、 維持することを要求する。どうぞ) 35秒 【PRA】 …… 37秒 【所沢】 Roger, 38秒 apprived as 39秒 you request (了解、要求通り承認する) 40秒 【機長】 Radar vector 41秒 to OSHIMA, please. (大島へレーダー誘導をお願いする) 42秒 【所沢】 Roger, you want 43秒 right or left turn? (了解、右旋回したいか、左旋回か?) 44秒 【PRA】 …… 45秒 【機長】 Going to 46秒 right turn, over. (右旋回したい) 47秒 【PRA】 …… 49秒 【所沢】 Right, right heading 50秒 090 radar Vector 51秒 to OSHIMA. (よろしい。大島へレーダー誘導のため、右磁方位090で飛行せよ)
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